「UCHI SAKE~ぐんまの酒と食セット~」開発ストーリー Episode 0

「UCHI SAKE~ぐんまの酒と食セット~」開発ストーリー Episode 0

「UCHI SAKE~ぐんまの酒と食セット~」の開発までのストーリーを、ブログ形式にてお伝えします。

Episode 0「県事業受託まで」

群馬県産の日本酒(清酒)「群馬の地酒」を、もっと多くの方に知っていただきたい、飲んでいただきたい。その素晴らしさに気付いていただきたい。群馬の地酒で、ほっこりと幸せな、豊かな時間を共に。
群馬SAKE TSUGUは、そんな想いで様々な事業を企画し、展開しています。

群馬イノベーションアワード

群馬SAKE TSUGU開業の契機となった群馬イノベーションスクール、そして、群馬イノベーションアワード。
群馬県では、創業・起業など新たなチャレンジに挑む機運が醸成されていて、本当に恵まれた環境になっています。
私自身、(一社)田中仁財団主催のビジネススクール「群馬イノベーションスクール(通称:GIS)」で学ばせていただき、上毛新聞社主催のイノベーション機運を高めるプロジェクト「群馬イノベーションアワード(通称:GIA)」にチャレンジさせていただきました。

3回目の挑戦となった「GIA2020」。ビジネスプラン部門一般の部でファイナルステージに進出。
多くの方に御支援いただき、2020年12月5日にヤマダグリーンドーム前橋でプレゼンテーションを行わせていただきました。

https://www.gi-award.com/archives/2020/finalist.php

発表したビジネスプランは、群馬の地酒のサンプル小瓶と群馬の逸品のセットを開発して定期配送。購入者参加型のオンラインライブを行って、作り手の皆さんの想いを聞きながら味わい、試していただき、気に入ったものに出合ったら、取扱の酒屋さんで購入できる仕組みでした。

サンプルセット&ライブの実証

GIA2020で発表したビジネスプランのアイデアを形に。「まずは、やってみよう」ということで、サンプルセット&ライブの実証を行いました。

「群馬の地酒」2種として、山川酒造さま、貴娘酒造さまに御協力いただき、群馬の逸品として鳥山畜産食品さまに赤城和牛のコンビーフを御提供いただき、販売に関しては高橋与商店さま、仲沢酒店さまに御協力いただき、限定36セットで2021年4月に、サンプルセット&ライブを行わせていただきました。

https://www.gunma-saketsugu.jp/report/event/samplesetlive20210411/

この時は、小瓶のサンプルは100mlで栄養ドリンクのようなサイズでした。セットの段ボール容器は関口木型製作所さまに特別に作っていただきました。
ライブに関しても、購入者の方をビデオ会議「zoom」に参加していただき、感想を挙手にて数え上げる形で行わせていただきました。

「酒類販売媒介業免許」を取得

私自身が直接お酒を売るのではなく、群馬の地酒を愛し取り扱っている酒販店さんや飲食店さんらと一緒になって事業を行っていく。このことを継続して行っていくためには、酒類の販売を「媒介(斡旋)」するために必要な免許「酒類販売媒介業免許」の交付を受ける必要がありました。

様々な方に御支援いただきながら、2021年8月に前橋税務署長から「酒類販売媒介業免許」の交付をいただくことができました。

https://www.gunma-saketsugu.jp/report/blog/baikaimenkyosyutoku/

群馬県事業「ぐんまの酒と食ペアリング提案事業」の受託

そのような中、群馬県庁(正確には、群馬県らで組織する「ぐんま酒と食の祭典実行委員会」)が、令和3(2021)年度事業として「ぐんまの酒と食ペアリング提案事業」を行うにあたり、委託する事業者をプロポーザル方式で募集するという情報が入ってきました。

事業の概要を見ると、群馬SAKE TSUGUが行いたいと考えている内容に非常に近いものだったことから、是が非でも、この事業を受託したいと考え、企画提案書を作成して、このプロポーザルに応募しました。

審査の結果、群馬SAKE TSUGUに、事業を委託していただけることになり、2021年10月から開発がスタートしました。

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