2019年度、高崎商科大学さんに御協力いただいた「群馬の地酒」×「若者(大学生)」プロジェクトに御参画いただいた徳永大佑さんに、「群馬SAKE TSUGU」のロゴデザインの制作をお願いしました。
徳永さんは、株式会社アサヒ商会で自社やお客様のマーケティング支援に従事されている方で、制作にあたっては、徳永さんの同僚の小田本さんにも御協力いただきました。
私の取組や考えていること、群馬SAKE TSUGUと名付けた所以、ビジョンなどについて、話をさせていただきました。
その話を受けて、お二人からデザインの提案をいただきました。
ロゴデザインは、パッと見た瞬間に「群馬SAKE TSUGU」と分かるようなものが良い、とされています。
いろいろなデザインの提案をいただいた中で、しっくりきて、気に入ったデザインが
・群馬県の地図の輪郭が描かれたもの
・徳利とお猪口で「酒」を表現したもの
でした。
お猪口3つで「さんずい」を表現して、徳利で「酉」部分を表現していただきました。
最初の段階で御提案いただき、すっかり気に入りました。
さらに、コダワって、お猪口の上2つを小さくして、より「さんずい」っぽくしました。
これで「群馬」「SAKE」が表現できました。
「TSUGU」については、込められた意味から、3つの円が交わり合っているような表現を御提案いただきました。
線も、太かったり細かったりする部分があり、実際につながりの濃さの違いも表現され、クロスしています。
群馬SAKE TSUGUが、「群馬の地酒(日本酒)」を、様々な人やジャンルに交わらせ、つながりを作っていくイメージです。
昔、県の仕事で、日本酒と同じく伝統産業である「繊維」に関わった際、「桐生織物」の方から、筆書きの円(円相?)について、「円(縁)が切れないように、細くても、つながっていることが大事なんだよ」と教えていただいたことを思い出し、ますます気に入りました。
さらに、別途、提案いただいた「つながり」を表現した「知恵の輪」のようなデザインをヒントに、「徳利」部分についても、細くくびれた首の部分に線を入れてクロスした、交わったデザインにしていただき、コダワりました。
色合いは、「水」がイメージできる「青系」が良いと考えていました。
しかし、あまり薄く鮮やかな色合いにするとコンビニのローソンのような感じになってしまい、思案していたところ、現在の良い色合いを御提案いただきました。
「ティファニーブルー」や貴娘酒造(中之条:「咲耶美」「貴娘」)さんの「貴娘ブルー」に近い色合いです。
この他、字体も、独自にデザインしていただき、キレイなバランスで配置して仕上げていただいました。
細部にまでコダワって完成した群馬SAKE TSUGUのロゴデザイン。
自分1人では、絶対このようなデザインに辿り着けませんでした。
徳永さん、小田本さんに関わっていただいたおかげであり、私の細かい要求、思い付きにも粘り強くお付き合いいただきました。
本当に、ありがとうございました!
今でも、とても気に入っています。
このロゴデザインをシンボルマークとして、今後も活動していきます。
このような経緯、想いで完成した群馬SAKE TSUGUのロゴデザイン。
引き続き、どうぞ、よろしくお願い致します!
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