お読みいただいている皆さま、いつも、ありがとうございます！
年末年始にゆったり読んでいただくことも考え、毎日、投稿していましたが、以後、火曜と木曜の週２回投稿とさせていただきます。
御了承の程、よろしくお願い致します。
毎年の春の風物詩、榛名湖温泉ゆうすげ元湯で開催されている「群馬の蔵元新酒祭り」。
複数の蔵元が参加するようになった初回から毎年、参加させていただき、沢山の思い出があります。
常連の方も多く、皆、蔵元の皆さんとの再会を楽しみにしています。
私の仲間も、毎年、楽しみにしているイベントになり、「このために頑張って仕事しているんだ」という人もいるくらいです。
酒造りも終盤となり、蔵元同士も久々に会うタイミングということもあって、蔵元の皆さんも、リラックスした雰囲気です。
蔵元の皆さんと、お風呂や朝食のタイミングがたまたま一緒になって、近況を話し合うなど、楽しい思い出が残っています。
ある回では、昼間に行われる第１部が「日本酒度だけが甘口、辛口ではない」といったテーマで、真面目に考えた割には、きき酒で外しまくり、何だか気持ちが引きずられて第２部の宴会でも十分に盛り上がりきらず、早くに寝てしまいました。
翌朝早くに一人で起きてしまった私は、年に１回の楽しい回を充分満喫できなかった後悔の念に苛まれ、思い立って、一人で榛名山登山を敢行。
南斜面は日が当たっていたため軽装でも楽々登れたのですが、下山を近道の北斜面を選択してしまい、雨が降り出す中、まだ雪が残る山を必死に下山しました。
そのことを朝食時に会った蔵元に話して笑っていただけたのも、良い思い出として、ネタになっています（笑）
そんな榛名湖温泉ゆうすげ元湯のイベントは、毎回、第１部をどのような会にするか、浅間酒造（長野原町：秘幻・浅間山）の櫻井さんを中心に、蔵元の皆さんが考えらます。
私が県庁を辞めた最初の年、2019年4月20日は、蔵元座談会を行うことにしたそうで、そのファシリテーター役を頼まれました。
「光栄だ！」「お金をもらうものではないけど、初仕事だ！」という、蔵元から頼りにされた嬉しさが湧き上がりました。
と同時に、「大丈夫かな…」「できるかな…」という不安も感じました。
参加される皆さんは、私と同様、毎年この回を楽しみに参加されているわけで、日本酒にすごく詳しい方もいらっしゃるでしょうし、変な進行や質問で、場を冷めさせてはいけないと思ったからです。
「群馬の地酒」蔵元サイドで、参加されたのは９蔵10人。
時間配分を考え、２人から３人にグループ分けして、共通のテーマや、参加者の皆さんが知りたいテーマを考えました。
事前に皆さんに相談して大まかな部分はオッケーをいただき、後は、当日の本番前での打合せで細部を詰めるということになっていました。
早めに会場に到着して、細かい打合せをしようと思っていたのですが、「大体、オッケーだから、あとは清水さんに任せるよ」といった反応で、本当に大丈夫か益々、不安になりました。
昼の第１部「蔵元座談会」が始まりました。
約２時間の進行です。
例年通り、定員いっぱいの約100人の参加者が集まりました。
「きっと大丈夫だろう」という楽観的な気持ちになって進行をスタートしたのですが、開始早々につまずきました。
「やってしまった」という焦りで、大量の汗が吹き出しました。
その後は、何とか、蔵元の皆さんのフォローのおかげで、何とか２時間が終了しました。
「思っていたよりも難しいものだな」と思いました。
後で、櫻井さんから「もっと清水さん自身をアピールした方が良かったですよ」と言っていただいたのですが、参加者の皆さんは、蔵元の皆さんの顔、表情を見て、話を聞きたくて参加しているので、私のアピールなど必要ないと思っていました。
第２部の宴会では、１人の参加者として、十二分に楽しませていただきました。
宴会も終わりに近づいた時に、櫻井さんの配慮で、マイクを持ってお話する機会をいただきました。
宴会の中でも、他の参加者の皆さんから「第１部で進行していたあの人は何者なのか？」という声も出ていたようなのです。
言われてみれば、確かにそうですね。自己紹介も、たいしてしていませんでした（笑）
自己紹介をさせていただき、温かい拍手もいただきました。
二次会に向かう際に、蔵元と一緒に参加者の方とお話する機会があり、「初めてとは思えない、良かったよー」とも言っていただきました。
「「群馬の地酒」が好きな人は、良い人ばかりで良かった」と思いました。
この一言をいただけたおかげで、「何とかやっていけそうかなぁ」「もっと頑張っていこう」という気持ちになることができました。
今も変わらず、マイペースなYouTubeライブの進行ですが（笑）、群馬SAKE TSUGUの初仕事になりました。
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